2010-01-01から1年間の記事一覧

バカは死ななきゃ直らない−『Live at Leeds』購入顛末

また買ってしまった。金もない貧乏人なのに。またもフーの名盤『ライヴ・アット・リーズ』だ。レコード会社の戦略に載ってしまい、大出費である。今回のセットを1つと数えても、CDだけで5つある(写真参照)。アナログ盤も持っているから、随分、The WHOには…

スゴイ才能−THE RICECOOKERS讃

先日終了したドラマSPECの主題歌「波のゆくさきNAMInoYUKUSAKI」をフルで聞きました。ドラマにピッタリのリズムを斬新に刻む曲に気にはなっていたが、THE RICECOOKERSというバンドのことまで知らず、またどこぞインディーズバンドでも使っているのかなぁ、など…

本屋でタイトルに惹かれてしまい、ラスプーチンこと佐藤優氏の『私のマルクス』を手に取ってしまいました。すると衝撃的なことに小生と同級生では無いですか。しかも同志社出身。まるっきり同時代を京都で過ごした身として、どうしても読んでみたくなり文庫…

ホントに広めたかったら禁止するのが一番

出版界などから猛反発を受けている東京都の改正青少年健全育成条例であるが、至極、明快な反論を山田五郎氏が述べているのが、ここ。この中でも山田氏が触れている過去の石原慎太郎都知事の著作に対して、昨日、知事は自著を「間違い」として持論を撤回した形…

狐狸庵先生。違いのわかる男。その昔、小説をよく読んでいた(文学青年?の)頃、遠藤周作はそう呼ばれていた。だから愛読したのも、エッセーやユーモアの多い小説で、遠藤文学の神髄に触れる機会はついぞ無かったのである。 その小生が、遠藤文学のド真ん中、…

2007年以来3年ぶりとなるギター・フェスティヴァルの模様を納めたDVDが発売された。エリック・クラプトンの呼びかけで、今回もシカゴのトヨタパークで開催され、綺羅星の如きギターの名手が集まった。楽しみにしていたので、早速、予約までして入手した…

「龍馬伝」最終回

あ〜ぁ、また大河ドラマを見てしまった。大河はもう見ないつもりだったのに、カミさんに巻き込まれて見始めると、元来の歴史マニアなので再放送まで見る始末。なさけない。歴史学徒となってからは長らく見てなかったのだが、ここ数年、カミさんに引きずられ…

今日、テレビで植村花菜さんの「トイレの神様」を初めて聞きました。実にシンプルな曲調、淡々と歌い上げるその姿に聞き入ってしまいました。タイトルの奇抜さでもなく、長い長い曲でもなく、小生の心を鷲づかみにしたのは「おばあちゃんの物語」だったからです…

昨日、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』を観てきた。今回もあの膨大な内容をどこまで映像処理できているか、を見に行ったようなものだ。こうなってくると惰性とも言えよう。原作のファンにはどうしてもキツイ登場人物やディテールのカットがあるの…

僕はどこまで知っていたのだろうか、あれだけお気に入りの作家だった星新一を。知ってるつもりになって、勝手な思いこみをしていたのは間違いない。あれだけの作品群があったことすら知らなかったのだから。。。最相葉月氏の労作『星新一 一〇〇一話をつくっ…

昨日、やっと念願の「東大寺大仏―天平の至宝―」展を見てきました。何よりもまず大仏がないのに、この名称は如何なモノか?と思いつつ上野に向かいました。特別展なので例によって高〜い入場料を払って、平成館という名の奥の建物まで歩く東博の庭はとても快適…

英語で現代社会を読む

出会いというのは不思議なモノだ。えっ、と思うような方と知り合う場合もある。ましてや現代はネット社会である。気づいたら凄い方と知り合いに、となることもあるのである。 mixiで知り合ったclaudiaさんが英語のプロで本を出された。小生はなんと、今まで…

生誕70年、でも想像できない

人の一生とは不思議なモノだ。本人がもういないのに祝いたくなる、この気持ちはもっと不思議だ。 ジョンの生誕70周年だそうだ。ということは、亡くなってもう30年近くなると言うことか。生きていれば、成し遂げたであろう様々なことを想像すると、生きていて…

今ごろグリーンカーテン

今年の夏はホントーにお暑うございました。おかげで植物はかなり厳しい生育状況だったみたいです。ほんの一週間弱、田舎に帰省していたらグリーンカーテン用のニガウリくん・きゅうりちゃん共にバテバテ。半死の状態だったんですが、そこから何とか復活させ…

検事が逮捕

ついに大阪地検特捜部の主任検事が逮捕されましたね。来るモノがきたというか、落ちるところまで落ちたというか、検事が証拠改竄(隠滅)ってスゴイことです。何と言い訳するんでしょうか?職務上必要だったやむを得ない行為、とでも言い逃れするんでしょうか…

谷啓さん逝く

人はその死に際して、無常といふ事を痛感する。それなりのお歳であったのだから、やむを得ない事かも知れないが、やはり谷啓さんの死というのはショックだった。彼のギャグ等に親しんだ者には取り返しのつかない空虚感を感じる出来事だ。クレイジーキャッツ…

息子の「美術?」の宿題(シャガール展の方が良いと言ったんですが…)も兼ねて東博に行ってきました。独立行政法人になってから、この手の企画モノが増えたのですが、値段が高いのが実に不満です。もちろん見応えのある内容なので、展覧会そのものは素晴らしかっ…

本当に泣きました。このアニメは子どものためのいわゆる漫画映画ではありません。おもちゃで遊んだことのある、全ての人、特に大人に捧げる「別れ」のお話なのです。ストーリー・構成・キャラクター・映像・音楽、すべてに渡ってこれほど質の高い&出来の良い…

原作を読まずにアニメ作品だけを見ているので、ゆる〜い感想になっているのをお許し下さい。『ゲド戦記』で痛い目に遭っているので、原作とは全く別作品としてアニメは見るべきだと思ってのことです。作品の評価はどうも賛否両論の極端な評価が多いですね。…

惜別の山行−岳沢顛末

いよいよもう無理かな、と思える時がついに来た。長年、唯一のスポーツ・楽しみとしてきた山行であるが、今年も一日岳沢を歩いただけでリタイア。腰と膝が保たない。無理すれば前穂まで行って帰ることは出来ただろうが、その後の下山の体力も脚力も残ってい…

我が家の今夏最大のイベントは、岩手県遠野への家族旅行であった。愚息が昨年まで恒例としていた海水浴はイヤであると宣い、遠野に行ってみたいと発言したからさぁ大変。どうもカッパやら座敷わらしの話やらを読んで興味を持ったらしい。興味関心程度に付き…

ウナギを食す

先日、一足早く「土用の丑の日」でもないのに、ウナギを食べに行った。古い友人のM先生・O先生とともに行ったのはこのお店。ここを訪れるのも久しぶりなら、O先生とは15年ぶりの再会と言うことになるらしい。お互いずいぶん歳を取ったものだ。お二人の元気…

今こそ民主主義の原則に

参議院議員通常選挙で、「直近の民意」は民主党にお灸を据えた形となった。民主党の「大敗」は事実だが、自民党の「改選第1党」といっても中味のあるモノではないだろう。自民党も浮かれている場合では無いはずだ(→ノー天気な谷垣さん)。しかも読売の報道では、衆…

条件反射という心理学用語がある。パブロフが犬を使った実験で有名であるが、ロック・おじさんの小生にとって、ジェフ・ベックの新譜はまさに「よだれもの」なのである。よせばいいのに今回も条件反射で『エモーション・アンド・コモーション(スペシャル・エデ…

もうあれから4年も経つのだなぁ。そう、さしてサッカーファンでもない小生をも魅了してしまうサッカーワールドカップ。あの時はヒデの涙にもらい泣きして、blogに記した。今回は決勝トーナメントに勝ち進んで、引き分け120分フルバトルの末、PK勝負。負けた…

東京スカイツリー

日本代表がデンマーク相手に劇的な勝利を収めた本日、友人のI先生に連れられて彼の地元に建設中の東京スカイツリーを見に行ってきました。あと2mで400mという高さなので、真下から見ると首が痛くなるほど見上げないと無理です。写真→は携帯でとったので…

今年もグリーンカーテン

今年も細々とグリーンカーテンを目指している。去年まではザルのような隙間だらけのカーテンだったので、今年こそはと思い、きゅうりを多めに植えてみた。すると副産物で、というよりも本来こちらが目的であるべきなのだが、結構立派なきゅうりがなった。3…

どうも小生は元来の怠け者らしく、週休一日で仕事をするのは向かない。ほとほと疲れ果ててしまい、blogを更新することすら久方ぶりだ。 この「アリス・イン・ワンダーランド」も一ヶ月近く前に観たのに、記録することすら忘れていたのだった。記録を忘れるくら…

GWの連休で大渋滞の中、「参加することに意義がある」的に突っ込んでいきました。混むと分かっていて渋滞に突っ込むのは何とも愚行であります。環境に良い訳が無く、エコでも何でもないです。 カミさんの実家がある山梨に着き、昨日、久方ぶりのハイキングに…

反省ぃ!小島慶子アナ、ガンバレ!

以前、失礼なコメントを書いていた。それまでの番組「ストリーム」愛に燃えていた当時の小生は、TBSラジオに対する怒りを本末転倒なことに小島アナに対して向けてしまっていた。本当に才能のある彼女だからこそ番組の方向性・ラジオ局としての方向性に疑問…