take-bow2010-12-10

2007年以来3年ぶりとなるギター・フェスティヴァルの模様を納めたDVDが発売された。エリック・クラプトンの呼びかけで、今回もシカゴのトヨタパークで開催され、綺羅星の如きギターの名手が集まった。楽しみにしていたので、早速、予約までして入手した。
やや太った感の否めないクラプトンは、これまた演奏もややキレを欠いているように思えた。3年前の時と違い、寄る年波を感じざるを得ない。特に後半、クラプトンとスティーヴ・ウィンウッドのセットになると顔に疲れが出ているように見えた。
一方、ジェフ・ベックはここ数年のライブとは異なる演奏でファンを魅了した。何よりも老人(66歳)とは思えない、若々しさで自分のバンドのセットだけでなく、クラプトンとの「シェイク・ユア・マネー・メイカー」もベックのおかげで輝いて見えた。変わらぬバディ・ガイB.B.キングの凄さを痛感したライブだった。少々、高く付いた感は否めない。