2018-01-01から1年間の記事一覧

「ムンク展−共鳴する魂の叫び」を見る

結構な混雑の中、上野の東京都美術館でムンク展を見る。人のことは言えないが、年配の方が多かったのに驚いた。やはり死と向き合った画家の姿に共鳴するのだろうか。正直「叫び」にはあまり関心が無く、今回はパスかなぁなどと思っていたら、日曜美術館で取り…

クイーンの伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』を見る

今日から公開の『ボヘミアン・ラプソディ』をどうしても映画館で見たくて行ってきた。予告編で主役があまりにフレディに似ているので驚いていたが、まさにフレディそのものに成りきっていた。どの曲も馴染みの歌ばかりなので大声で口ずさみそうになるのを抑…

上野で千本釈迦堂と

縁あって暮らしたことのある大報恩寺の寺宝群が、上野の東博で展示されるとあって慌てて見てきた。なにぶん国宝の本堂を持ってくることは出来ないので残念な展示ではあるが、こんなに寺宝があるとはちょっと驚きである。確か一度お手伝いで本堂内の仏像を見…

再び「藤田嗣治展」を見る

私にとっては二度目の本格的回顧展となる「没後50年 藤田嗣治展」を東京都美術館に見に行ってきた。2006年の時と比べると空いているように感じたが、記憶は曖昧だ。学生時代の自画像や父の肖像画など前回は見ていない初期のモノも見ることが出来た。他に南米や…

「琉球 美の宝庫」展を見る

六本木のサントリー美術館で開かれている琉球展で、本日から「玉冠(付簪)」が公開されるのに合わせて見てきた。絵画や紅型衣装、意匠に代表される美術的な美を楽しんだ。型紙が公開されていたが、元号は「光緒五年」という清代の中国歴を用いていたことからも明…

「生誕100年 いわさきちひろ、絵描きです。」を見る

絵本画家として高名ないわさきちひろの回顧展「生誕100年 いわさきちひろ、絵描きです。」が東京駅のステーションギャラリーで開催されている。家人がどうしても見たいので連れて行けということで、安曇野の美術館で見たのと同じだったらヤダなと思いつつ東…

MOROHAにノックアウト

ラップグループ?MOROHAの「革命」をラジオで聴いた。頭から離れないので、ネットサーフィンで動画を探す。さらに「三文銭」を見つけた。ノックアウトされる。ラップは詳しくないので、彼らがラップかどうかも分からない。でも間違いなく、彼らの音楽はブル…

岩波ホールで『マルクス・エンゲルス』を見る

ラウル・ペック監督作品『マルクス・エンゲルス』(原題『若きカール・マルクス』)が岩波ホールで公開されているので、仕事が休みの平日朝イチの回を見に行ってきた。天気もすぐれないあまり良い条件ではないにも関わらず、大盛況で『ハンナ・アーレント』以…

木島櫻谷展をやっと見る

六本木にある泉屋博古館分館で開催されている木島櫻谷展をやっと見てきました。泉屋博古館って全く縁が無かったので、初めて行きました。六本木一丁目駅から直結したアクセスの良さはとても素晴らしかったのですが、何せ小さくてあっという間に見終わってし…

特別展「仁和寺と御室派のみほとけ」を見る

学生時代、よく行っていた仁和寺の改修に伴う特別展が上野の東博で開かれている。葛井寺の千の手を持つ千手観音が見たかったので、仕事の合間に無理をして鑑賞してきた。チケット購入時に40分待ちですと言われたが、実際には15〜20分ほどで中には入れた。た…

ライアン・ジョンソン監督作品「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」

「スター・ウォーズ」シリーズ第8弾「最後のジェダイ」を仕事の合間に見た。公開期間も最終に近づいてきたのか、時間帯の選択が効かず3D版を大枚はたいて鑑賞することとなった。怪我の功名ではあるが、一言で表現するなら満足のいく内容だった。オビワン的な…

2018「センター入試−政治経済」について思うこと

また今年もセンター入試が来た。例年通り、予備校の評価は難易度昨年並みの変わらずであるが、今年は政治経済に関する個人的な(ムダに長い)感想を以下に記したい(数字は通し番号の問題番号)。 1.アはリード文の「国防、…治安の維持に限定」が重要ヒントで…

『DESTINY 鎌倉ものがたり』を見る

恒例の元旦映画、今年は山崎貴監督作品『DESTINY 鎌倉ものがたり』となった。全くと言うくらい予備知識なしでの鑑賞は新鮮な驚きをもたらしてくれる。鎌倉を題材にしているので見てみようと思ったのだが、黄泉の国が出てくる永承ファンタジーとは。。。主人…