2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ネメシュ・ラースロー監督作品「サウルの息子」を観る

アカデミー外国語賞となった(3月修正)ハンガリー映画を観てきた。曰く「観客を強制収容所のまっただ中に連れて行きたい」という監督の狙いは完全に成功している。カメラは異様なまでに主人公に近く、観客も常に主人公とともにある。背景はオートフォーカスでは…

2016センター入試感想2−「倫理・政治経済」−

次に「倫理・政治経済」(以下、倫政と省略)の感想を記す。 今まで思ってきたことだが、そもそも二つの科目を勝手に合成し「倫政」とするのはいかがなモノか。例年小問39問だったのが、政経を2問減らし37問と他の社会科とのバランスを計ったのが、どのような結果…

2016センター入試感想1−「日本史B」−

また今年もセンター入試が来た。例年通り、予備校の評価は難易度昨年並みの変わらずであるが、個人的な(長い)感想を以下に記したい。今年は初めに「日本史B」から。例年思うことだが、日本史をしっかり勉強してきた者には実に与しやすい科目である。そもそも2…

J.J.エイブラムス監督作品「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」を観

新年の恒例、映画鑑賞として今年は「スター・ウォーズ」シリーズ第7弾「フォースの覚醒」を選んだ。まあ、時間的に都合の良いのがこれしかなかったのが実情ではある。シネコンの悪い処は、評価の良い映画でも入りが良くないと隅の時刻(朝9時と夜7時からのよう…