2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

苦しい時の国民栄誉賞

アベ政権が故植木等氏に「国民栄誉賞」を検討していると報道された。6月の住民税などの大増税や7月の参議院選挙に向けての人気取りのつもりらしい。何ともはやお寒い政治姿勢ではないか。そもそも植木等はそんなことを望んでいないはず。氏の著作『夢を食い…

先日、NHKのドキュメンタリーを見た。 アンジェラ・アキの武道館公演を追うと同時に新曲となった「サクラ色」が出来るまでを紹介していた。 10年頑張ってきたことがこの1年のためだった、という彼女の台詞が忘れられない。 「イーオン」の社長令嬢でありなが…

「日本一の無責任男」「お呼びでない」などで有名な植木等氏の訃報を聞きました。彼はクレージーキャッツのボーカリストであり、常にギャグの中心にいました。見た目のスチャラカぶりや役柄のイメージとは異なって、本当は父親譲りのマジメ一徹な人柄でした。父…

超劇場版「ケロロ軍曹2 深海のプリンセス」を昨年に続いて、甥を連れて見に行ってきたのであります。今年は我がケロロ小隊だけで一本立ちでの公開であります。今イチ人気がないのか、シネコンで日に2回しか上映されない、ってどうなのよぉ。その割には空いて…

−−−裁判は面白い。「裁判ウオッチャー」としての出発点は、意外と単純なことだったのかも知れない。阿蘇山大噴火といってもご存じない方が多いかと思うのだが、こ〜ぉいタレントの多い大川興業の芸人さんだ。小生の場合、ラジオの月イチ・コーナーで「裁判傍聴」…

「おいらは日本一のマザコンだと思う」意識しているか、していないか、の違いはあるが、たぶん日本人の男はすべからくマザコンだと思います。以前、亡くなった文豪の井伏鱒二氏が老母に会ったら、「お前は字が汚いから注意しなさい」と叱られたという話を読みま…

テレサ・テン。華人世界では訒麗君D醇Qng L醇_j醇穎の名で知られるスーパースターの生き様に触れた作品。台湾軍部のスパイ説や死因を巡る薬物説など、死後もマスコミを賑わせているのは、それだけ熱烈なファンがメチャメチャ多いと言うことだろう。 有田芳生…

年度内業務終了

皆さん。お疲れ様です。小生、本日で年度内の業務が終了しました。無事、卒業式も参列させて頂き、その後の謝恩会にまで呼ばれて参加してきました。 これから次年度に向けて充電の時間を過ごすことといたします。昨年のように無為の日々を送ることなく、刻苦…

ここ数日、ショッキングな出来事が多かったため、映画を観たのにすぐその感想を書くことすら忘れていた。仕事と送別会の間に時間的空白が出来たため、大宮(まんぞう氏の歴戦地であるが、かなり趣が変化)のさいたま新都心まで行って、観てきたのである。もう…

彼と初めて会ったのは、正社員として勤めた塾の職員室だった。小生は教員採用試験に落ち、傷心のまま就職してしまった職場の仕事二日目だった。彼、D先生は明治大学大学院出の英米法の専門家だったが、その塾には英語か社会と言われて就職したのに国語に回…

日本のキリスト教

新潮社から出ている『遠藤周作と歩く「長崎巡礼」』という写真入りの本を図書館で借りて読みました。遠藤周作氏といえば、小生には「狐狸庵先生」としてなじみ深いのですが、正直言って純文学系は読んでおりませんでした。氏がクリスチャンであることや代表作『…

いやなヤツというのは誰しも一人や二人はいるのではないか。しかし、ほぼ万人に嫌われているという存在は彼くらいのモノではないだろうか。彼とは、ナベツネこと渡辺恒雄氏。言わずと知れた読売のドンである。その言動の傍若無人さは今更、小生が述べるまで…

東京大空襲の日

今年も東京大空襲の日が来ました。昨年の今日も同じ内容で記しています。しかし、我々「戦争を知らない」世代には、このリアリティが感じられず、どんどん忘れていってしまう恐れがあります。だから意識的に、この日を忘れないようにして行きたいと思います。…

バチカン,日本人殉教者に「福者」を

江戸時代の初めにキリスト教禁教令の宗教弾圧で非業の死を遂げた188人を、栄誉の「福者」に列するとバチカンが発表した。遠藤周作『銃と十字架』のモデルとなったペトロ岐部やジュリアン中浦もその中に加えられているらしいが、何よりも司祭以外の一般教徒が多…

わが意のままにならぬもの

古の白河法皇が言ったという「賽の目、比叡山の山法師、鴨川の流れ」だけなら、まったく良いではないですか。人生そのものが「意のままにならぬ」小生とは違って。昨年末から引き受けていた家庭教師も業者とのトラブルでキャンセルされた。その上、授業が増える…