叫び

アッという間の一週間だった。この間、何もしていない。というか、何もできない。心に大きな穴が空いてしまっている。勤め先の学校も休校状態で昨日、終業式を迎えた。 被災されたみなさんは、肉体的・精神的にキツイことと思う。何であの時ああしなかったの…

今日、テレビで植村花菜さんの「トイレの神様」を初めて聞きました。実にシンプルな曲調、淡々と歌い上げるその姿に聞き入ってしまいました。タイトルの奇抜さでもなく、長い長い曲でもなく、小生の心を鷲づかみにしたのは「おばあちゃんの物語」だったからです…

もうあれから4年も経つのだなぁ。そう、さしてサッカーファンでもない小生をも魅了してしまうサッカーワールドカップ。あの時はヒデの涙にもらい泣きして、blogに記した。今回は決勝トーナメントに勝ち進んで、引き分け120分フルバトルの末、PK勝負。負けた…

花粉症であることも理由の一つだろうが、春は好きになれない。3月の別れと4月の新生活が同居して実に精神的に不安定なのだ。 そんな折も折、とんでもないニュースが飛び込んできた。敬愛する作家井上ひさし氏が逝去されたとのこと。青春期からずっと読み続…

4月、カミさんがやっと退院した。何とか新学期に間に合った。 その翌日、息子が骨折した。しかも両足。あまりのことに狼狽し、救急車も呼ばずに、チャリに乗せて病院へ。翌日の精密検査の結果、両踵の陥没骨折で入院・手術へ。始業式の前々日だった。数日後…

キング・オブ・ロック忌野清志郎が亡くなった。こんな若くして、こんなに速く、こんな形でお別れになるとは思ってもみなかった。今年はどうやら小生にとって最悪の年のようだ。彼の音楽が無ければ、私は日本のロックに興味を持つことは無かったかも知れない…

一時代を切り開いたAMラジオ番組TBS「ストリーム」が最終回を迎えた。エンディングで涙ながらにマッピーが読んだメッセージにもらい泣きし、小西さんがレイティングに現れない声(多くの聴衆)があることを訴えた部分にお二人の無念さが溢れてました。こんな…

2月に伯父が亡くなった。 3月に入ってカミさんが入院した。手術も。。。 その三日後に義父(カミさんの父親)が亡くなった。 田舎まで行って、息子と二人で葬儀に参列してきた。 次の日は学校の卒業式だった。 ホッとしたのもつかの間、2日後にはオヤジが救…

野茂引退の報を聞く。 残念だが、いかにも野茂らしい引き際だ。 彼にとって大リーグのマウンドこそ全てであり、その可能性が無くなった今、決意したということだろう。 野茂はまさに鷲であって、より高く飛ぶことを欲するのだ。 パイオニア、先駆者、大リー…

『伊集院光 日曜日の秘密基地』が、終わった。思えば、オジさんの小生がラジオに、しかもAMラジオに戻ってこんなにも熱心に聞くようになったのは偏にあなたのおかげです。日曜の昼間、仕事の合間、まだ幼かった息子の世話をしながら聴くようになったのがきっ…

やっと『Harry Potter and the Deathly Hallows』を読み終わりました。昨年の7月に購入してから、実に7ヶ月。600ページを、地道にベタに、コケの一念、亀より遅いスピードで読み続けてきました。それも、まさにこの最終巻を読むために、今までの6巻があっ…

もとストリートチルドレンだったカペッキ博士がノーベル医学生理学賞を受賞した。時事通信のニュースでも報道されたので、お聞き及びのことと思う。カベッキ先生が初めて学校に行ったのはアメリカに移民した次の日だったというエピソードも紹介している。も…

古田くん、本当に長い間、お疲れさまでした。 大学の後輩である君の一挙手一投足に喜んだり、ガッカリしたり、緊張したりできたこの二十年ほどは私にとっても幸せでした。 君はホントに近い甲子園に行けませんでしたね。 大学もはっきり言ってマイナーでパッ…

彼と初めて会ったのは、正社員として勤めた塾の職員室だった。小生は教員採用試験に落ち、傷心のまま就職してしまった職場の仕事二日目だった。彼、D先生は明治大学大学院出の英米法の専門家だったが、その塾には英語か社会と言われて就職したのに国語に回…

今日は学校の始業式の日。非常勤の私は授業がないけど、赤点の生徒指導に行きました。そしたら、高3生がちょっと来てくれと言うんです。また、私をからかって受験勉強のストレス発散しようとしているのか、と思いながらも行ってみると。。。 みんなで書いた…

むかしむかしスペインという国に パブロというセロ弾きがいました。 それはそれは才能のある人で、 王様も勉強しなさいと言って こどものパブロを芸術の都パリに行かせてくれました。 こどものうちからセロを弾いて大金を稼いでいたパブロは それでも自分の…

男は泣くもんじゃない。 とか 人前で涙を見せるなんて・・・ とか 「男の涙」は否定されてきた。 昨日、ヒデの涙を見た。汗にまみれたその顔に。 彼は韮崎の、釜無川の河岸段丘を、走って練習していた昔と変わらずに本気だったのだ。 ピッチで大の字になって見せ…

その昔、TAPという名の塾があった。 生徒諸君は優秀で、とても活気があった。 小生は何も知らずに大卒2年目の中途採用で入社した。 当時は東京と呼んでいた八丁堀の校舎しかなかった。 中学入試の社会と国語の担当です、と言われた。 ということは、小学…

今日3月10日は、61年前に東京の下町を襲った「東京大空襲」の祈念日である。 http://www.asahi-net.or.jp/~rk8h-od/kusyu.htm HPで、実際に経験された一般市民の声を読む。 私の父とほぼ同世代。旧制中学の学生だった。15歳。 「58年間、忘れようと努力して…

茨木のり子さんが亡くなった。 戦後を代表する、偉大な詩人だ。 やさしさ、力強さ、厳しさ、凛として それら諸々が同居する。 凄く美しい「絵」を ありがとう。同じ時代を過ごせたことに感謝します。 合掌 - わたしが一番きれいだったとき わたしが一番きれい…

今日5時間目に若い友人の研究授業があった。プロジェクターやらPCやら波動模型やらを縦横無尽に駆使した授業で、定常波(彼は物理の先生)についてビジュアル的でとても分かりやすい展開だ。 いわゆる板書とは全く異なる形態で、ベタな授業を続けている小生に…