take-bow2007-10-08

古田くん、本当に長い間、お疲れさまでした。
大学の後輩である君の一挙手一投足に喜んだり、ガッカリしたり、緊張したりできたこの二十年ほどは私にとっても幸せでした。


君はホントに近い甲子園に行けませんでしたね。
大学もはっきり言ってマイナーでパッとしなかったし。関西学生リーグの時も2部に転落という憂き目もありましたね。
ドラフトで阪神が「メガネのキャッチャーはいらない」とか言った時は、吃驚しましたし、本当にガッカリでした。
ヤクルトというあまり馴染みの無かったチームを注目するようになったのも、君がいたからです。
それからの君は天上人になってしまいました。優勝。球界を代表する日本一のキャッチャー。すべての栄光は君自身がその努力で勝ち取ってきたモノでした。
選手会での活躍を見ていて、さすが後輩だと思いました。私まで誇らしい気持ちになったし、本当に嬉しかったです。
そして選手兼任監督になってからは、辛かったことと思います。


何よりも努力の似合う君のことだから、いつの日か今度は日本一の名監督としてグランドに戻ってきてくれるはずです。
本当に長い間、お疲れさまでした。楽しませてくれてありがとう。       そして、「また会いましょう」