take-bow2007-10-07

映画館で見たいと思っていても、仕事だったり経済的な理由だったりで機を逃すことがあると思う。そんな一本に李相日監督作品『フラガール』があった。シネカノンの作品群は、どれもこれも見てみたいモノばかり。テレビという形ではあったが、やっとそんな「フラ」に会えた。松雪泰子が良い女優になったのにビックリ。トヨエツも「愛ルケ」とかに出てないで、仕事選んだほうがいいなぁと思ったし、南海キャンディーズしずちゃんが頑張っていたのに感動した。そして何よりも主役の蒼井優ちゃんが素晴らしかった。全体にヤマ(炭田)を覆うシーンで色を抑えた現像になっていて、カメラがあの時代の雰囲気をよく表していたと思う。やはり映画は大画面で観るべきだと痛感させられた。