2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

初めて純粋に仏像だけを見るためにお寺を尋ねたのは、京都太秦の広隆寺であった。通称「宝冠弥勒」とよばれる国宝第一号の名品は小生のような仏像って分からん組をも凌駕するほどの圧倒的存在感を示している。生で見ると木目のきわだちが素晴らしい。上半身の…

追悼・鈴木ヒロミツコメディアン・俳優などでも活躍した鈴木ヒロミツ氏が3月に60歳で亡くなった。私にとって彼の存在は、この一曲のパフォーマンスに尽きる。吉田拓郎作詞作曲でありながら(拓郎には申し訳ないが)、モップスの、しかも鈴木ヒロミツのボーカ…

骨太な作品で知られる熊井啓監督が亡くなられた。享年76歳。次回作への準備もされていたと聞く。誠に残念である。社会派と一括りで呼ばれるが、決して頭でっかちでなく柔軟な作品を多く残された。個人的には「海と毒薬」「日本の熱い日々 謀殺・下山事件」「サン…

一昨日、テレビで井筒監督の「パッチギ!」をやっていたので、つい見てしまった。以前、このblogでも紹介しているのであるが、小生にとっては特別な感慨のある作品だ。ケンカ=暴力シーンの強烈さに吃驚することと思われるが、小生はこれと同じような経験をし…

中国ものまね文化を考える

南京に住む先輩から写真が送られてきた。中国が日本の新幹線技術を導入して走らせることとなった、高速鉄道「和諧号」の写真である。見るからに日本の新幹線にそっくりのフォルム。最高時速が部分的に250キロメートルも出せるというのは、オリンピック開催に何…

パソコンの世界はマイクロソフトの天下だとは分かっていた。(つもり) MacまでもInternet Exploreがはびこっているのも知っていた。(つもり) だからってネットスケープのユーザーだっているんだよ。Windowsでも。 ずーっと使ってきたウィルスソフトをダウンロ…

国宝とよばれる至宝群を意識的に見るようになったのは、何度目かの「国宝展」の時からであった。記憶が定かではないのだが、京博で見た覚えがあるのだけれど大学のOB会の流れで二日酔いのため何を見たのかさえ覚えていない回もあった。また、仏像が駄目な小…

テスト来る

いよいよ中間テストの準備にかからねばならない。GWにレジャーを楽しんだために、本当キツイです。自転車操業で仕事こなしてます。トホホです。パソコンに向かって、忙しい合間につい息抜きがしたくなり、blogに書き込んでいます。 やっと一本仕上げた。疲…

芸術品の価値のうちでも国宝・重要文化財の違いというのは、素人には分かりにくい。これは1950(昭和25)年の文化財保護法施行以前の旧制度では、現在の「重要文化財」に相当するものもすべて「国宝」と称していたため混乱しやすいらしい。さらに言えば、重要文化…

昨年のGWを反省して、今年はハイキング程度でも山に行こう!と心に決めておりました。しかし、不可抗力が重なり、なぜか、山梨の風林火山館に行く羽目となったのです。元来、歴史学徒の私は大河ドラマは見ないし、ましてやそのセットもどきに行くなんて。…

今年も見ました、コナンくん。劇場版「名探偵コナン 紺碧の棺(ジョリーロジャー)」って、トホホ、言いにくい。Jolly Rogerこと海賊旗をモティーフにしているのは、やはり今回はパイレーツ・オブ・カリビアンで行きましょう的なノリだと思います。毎年、劇場版…