音楽

1970年に亡くなった伝説のギターリスト、ジミ・ヘンドリックスの伝記映画が公開された。主演のジミ役アンドレ・ベンジャミンの名演が亡くなったはずのジミ・ヘンドリックスを蘇らせた。予告編を見て、どうしても観たくなって関東で唯一やっている有楽町の角…

深夜放送から始まったリクエストに対する弾き語り。本作はその中でも、選りすぐりの名曲をギター一本で再録してしている。「銭形平次」や「コーヒールンバ」といった意外性の曲とともに、抜群の「糸」や「チェリー」などファンならずも垂涎の一品。正気言って、(他者…

昨年の紅白で不思議なバンドの、摩訶不思議なパフォーマンスに釘付けとなった。それがSEKAI NO OWARIの「Dragon Night」との出会いだった。小生は流行りモノには一切手を出さないようにして生きてきた。セカオワとか呼ばれているのを知ったのも、つい最近のこ…

今日、午前で仕事が終了したので、銀座までステファニー・アルゲリッチ監督作品『アルゲリッチ 私こそ、音楽!』を観てきた。娘さんの目から見た天才ピアニスト・アルゲリッチの素顔という宣伝がされていたが、原題はBLOODY DAUGHTERで、とてつもない芸術家…

昨日、仕事が終わってコンビニに顔を出すとマイケル・ジャクソンのTHIS IS ITのDVDが在庫処分で900円となっていた。特別ファンな訳では無いのだけれど、流石の安さに縁を感じて購入早速、見てみる。ダンスに疎い小生には理解できない部分が多いと思われるが…

名曲・名盤 チコ&ザ・ジプシーズ「愛と情熱のジプシーズ」

大好きなNHKFMの番組「ラジオマンジャック」で紹介されていて、ジプシーキングスだとばかり思っていたのが、チコ&ザ・ジプシーズだった。特にテレビのCMソングに使われていた「ボラーレ」はもともと前者の段階からお得意のナンバーだった。曲自体はドメニ…

名曲・名盤 タイ・フォン「ウィンドウズ」

レコードでは持っているが、CDになってからは所有してないという作品が何枚かある。その中でも一際変わり種なのが、この一枚。フランスのプログレッシブロックバンド・タイ・フォンTai Phongのセカンドアルバムである。もはや私語の「プログレ」という言葉に笑…

無名の大型新人である、きだまきしとTake It All JAPAN〜テキトー・ジャパン〜 衝撃のデビュー作として発表されたCDを聞いた。CD一枚分すべて(ジングル・CM・曲・コーナーなど)が一つの架空放送局でオンエアーされた番組として作られている。懐かしの歌謡曲…

稀代の歌姫ホイットニー=ヒューストンが亡くなった。 衝撃のデビュー・アルバムを聞いたのは1985年のことだった。 出自は争えない。ディオンヌ・ワーウィックを従姉妹に持つ音楽の血筋。 類い稀な才能は初めから花開いていた。 中でもこの曲Greatest Love Of…

6年ぶりの新譜という触れ込みで、タツロー自身がメディアに出てプロモーション活動をしているので耳にする機会があることと思う。「希望という名の光」という楽曲を中心に、既発のタイアップ・モノの楽曲と新曲で構成されていて上手にまとめられている。ファ…

名曲・名盤 大瀧詠一「 Cover Book I-」

言わずと知れた名盤『A LONG VACATION』の中の松本隆作詞・大滝詠一作曲の名曲を、今は亡き植木等が歌い上げている。もともと本家の大滝詠一盤のFUN×4(フォー・タイムス・ファン)を聞き慣れている方も多いことだろう。しかし、この曲は単なるカヴァーではな…

2007年以来3年ぶりとなるギター・フェスティヴァルの模様を納めたDVDが発売された。エリック・クラプトンの呼びかけで、今回もシカゴのトヨタパークで開催され、綺羅星の如きギターの名手が集まった。楽しみにしていたので、早速、予約までして入手した…

条件反射という心理学用語がある。パブロフが犬を使った実験で有名であるが、ロック・おじさんの小生にとって、ジェフ・ベックの新譜はまさに「よだれもの」なのである。よせばいいのに今回も条件反射で『エモーション・アンド・コモーション(スペシャル・エデ…

名曲・名盤「スネークマンショー」

1970年代に始まったラジオ・ショウが出発点で、本作は1981年レコードで発売された第1弾、通称「急いで口で吸え!」である。まさにラジオ・ショー仕立てになっており、スネークマンショーの音源ギャグと音楽をほぼ交互に配置する構成となっている。これがまた…

性(さが)でもあるのだろう。収集癖というのはいくつになっても治らない。特に音楽がらみだと全く自制が働かない。リマスターだろうが、紙ジャケだろうが、既に持っているCDを買い直そうという反逆行為は、普通のリスナーやましてカミさん達には理解できない…

今日は嬉しいことに学校行事の関係で仕事がお休みになった。朝からラジオを聞きながら、溜まった雑用をこなす。区役所に行ったり、庭の土いじりをしたり。そしたらラジオ番組にさだまさしが出ていた。ソフトバンクのCMで使われている「私は犬になりたい¥49…

名曲・名盤 Green Day「21st Century Breakdown」

パンクは苦手だ。思えばロックをリアルタイムで聴かなくなったのはパンクが流行り始めた頃だった。今から考えれば、それがあの時代に適していた表現であったとは思うのだが、その頃はヘタウマな感じがして好きになれなかった。 Green Dayもこの最新作を聞く…

名曲・名盤 長谷川きよし「遠く離れたおまえに」

盲目のギター弾き・長谷川きよしが自らの音楽ルーツを訪ねる旅に赴き、その先々で「街頭録音」するというのが本作の際だったコンセプトである。もちろん最新作「40年。まだこれがベストではない。長谷川きよしライヴ・レコーディング。」のより卓越した演奏・歌…

NHKで「人間60年 ジュリー祭り」のドキュメンタリーを見た。還暦を迎えた沢田研二が東京ドームで行ったコンサートのほんの一部を聞かせてくれる番組だった。ちょっと太った体型に少し心配したが、声も出てるし、何よりも動けてる。ツェッペリンのロバート・…

おじいちゃん、おばあちゃんのバンド(?)Young@Heartを町山智宏氏が紹介していたので、早速YouTubeで見てみる。ロックは否定の音楽なのか、根底的疑問にぶち当たるほど楽しそうに合唱・演奏する年寄集団を見て、小生は自分がいつまでロックできるのか、自問…

ローリング・ストーンズが禁断の地ブラックプール市でのライヴが許されたというニュースを見て、恩讐の彼方に彼らは彼岸に達したのかと勘違いした。『Shine A Light』がもうすぐ公開されるというが、その時々で反省なんかしやしない。やっぱこうじゃなきゃ。…

友人のヨネちゃんから、スライ&ザ・ファミリー・ストーンのアルバム2枚を借りて聴く。「暴動」と「スタンド!」だ。小生が黒人の音楽をあまりに無知なため、貸してくれたのだ。「暴動」の方はジャケットが有名なので親しみがあったが、4曲目のFamily Affairなど…

ラジオでエレファントカシマシのニューアルバム『STARTING OVER』がかかる。 シングル曲など3曲を試聴。 中でもユーミン(荒井由美時代)の名曲「翳りゆく部屋」を宮本氏の熱唱で聴く。 これは名演!アルバム全体を聴いてみたくなった。

DVDを買いました。今年7月にシカゴで行われた「クロスロード・ギター・フェスティヴァル」の模様を収めたエリック・クラプトン名義の作品。とても盛りだくさんの内容で、ギターの多様性・可能性を限りなく示していると思う。シカゴという場も、BBキングやジョ…

ついにやっちまったようですね、レッド・ツェッペリン。 BBCのニュース映像で一部が見られました。 Black Dogを昔ながらのスタイルで。 ただし、白髪のジミー・ペイジとヒゲのロバート・プラントが。

友人のY先生が貸してくれたCD。ロックの奥深さを的確に示している一枚。前半の6曲はビートルズなどの完全コーピー。どうしてもこちらに関心は集まる(かく言う私もここが聴きたくて借りたのだった)。しかし、音の魔術師は後半のオリジナルでも聴く者を魅…

ついに見たよ、本物のモンパチ。昨晩のNHK「プレミアム10」。「やさしい歌が世界を変える〜MONGOL800 沖縄・奄美 トロピカルツアー〜」と題して、彼らの離島ライブに密着した、90分にわたる力のこもった番組。 彼らの熱い思いが、歌が、そして何よ…

9.11、Weather Reportのリーダーとして知られるジョー・ザビヌルが亡くなった。享年75歳。今回、初めてオーストリアの出身であったと知った。私にとってのザビヌルはやはりトレードマークのニット帽と名曲「バートランド」である。名人ウェイン・ショーター、…

名曲・名盤「マックス・ローチ&クリフォード・ブラウン イン・コンサート」

モダンジャズドラムの開祖マックス・ローチが死去した。享年83歳。ジャズの歴史そのものとも言える人物で、まだ生きていたの?というシーラカンス状態の偉人でもある。なにせあの伝説=『ジャズ・アット・マッセイ・ホ―ル』のドラマーなのだから存在自体がレ…