2006-01-01から1年間の記事一覧

久米宏、見参

あの久米宏がラジオに戻ってきた。21年ぶりだという。といっても小生でも当時は知らない。彼がテレビで活躍している姿は目に焼き付いているが。「ニュースステーション」の最後にビールを飲みながら、自分を褒め称えた姿が最後であった。選挙番組で見かけたこ…

親が子供に見せたくないアニメNo.1の名誉を頂いているクレヨンしんちゃんであるが、映画版となると些か趣が異なる。特に昨日、テレビで放映されていた「映画クレヨンしんちゃん モーレツ!オトナ帝国の逆襲」は、タイトルのいかにもな「しんちゃん感」と大きく異…

みうらじゅん讃

みうらじゅんを意識したのはタモリ倶楽部のいかがわしい企画でもヘタウマなイラストでもなく、NYで行われたボブ・ディランのコンサートライブにわざわざ行った、そのレポートが秀逸だったからであった。その後も意識してはいたが、何せサブカル方面は得意で…

「山を想えば 人恋し 人を想えば 山恋し」(百瀬慎太郎) 真夏でも雪があるという風景は登山をやらない人には理解しにくいかも知れない。しかも全て溶けることなく、秋には再び新雪が上から積もって氷として堆積していく雪渓はなかなか見られる場所が少ない。日…

安倍自民党新総裁就任記念 で、渋谷のイメージフォーラムにてドキュメンタリー『蟻の兵隊』をついに観てきた。池谷監督の作品は中国の文化大革命を描いた『延安の娘』に続いて二作目となる。 前作もそうだが、正直言ってドキュメンタリーの手法といい、構成…

生まれて初めて新潟に行く。 今日は友人の結婚式だ。新潟市内の神社の会館だが、何だかスゴイおしゃれ。 ただの友人なのに(肩書に困ったのか)、「新郎恩師」になっていた(^^;)。何とかならんか。 東京から新幹線で2時間。意外と近い。それに思ってたより大都…

最近、なんだかなぁ〜

最近、なんだかなぁ〜と思うことが多い。・確かに早実の斉藤クンは頑張った。本当に今年の甲子園は良いものを見せてもらった。だからといって、「ハンカチ王子」ブームは何なんだ。何でみんな群れたがるの?日本人って不思議。ブームを煽っているマスコミが一…

名曲・名盤 ウルフルズ「バンザイ「」

もう10年も経つんだなぁ。あの事故から。私にとってこのアルバムは、唯一起こした交通事故(自損)の思い出と密接に結びついてしまっている。壊れた車のカーステからこのCDの「ガッツだぜ!!」が鳴り響いていた。。。(この話は笑い話のような実話です(^^;))それま…

アメリカの常識

ドキュメンタリー作品『不都合な真実 An Inconvenient Truth』が来春日本でも公開されることになった。これは「一瞬だけ大統領になった」民主党元大統領候補アル・ゴアが、今のアメリカにとって「不都合な真実」である地球温暖化の危険性を国民に説いて歩く、そ…

小西真奈美ちゃんのファンである小生は、たったそれだけの理由でこの映画を観に行った訳ではありません。うどんが大好きなのです。関西で生活をした者は「そば屋」とは言わずに「うどん屋」と言ってしまうほどのうどんファンであるはずです。また、予告編の一シ…

笑顔で生きんしゃい

佐賀の祖母に預けられて育った島田洋七。佐賀の「がばい」=「凄い」ばあちゃんの話はビートたけし達、友人を魅了して、本となって大ベストセラー、今や映画・テレビでも公開される。凄く貧しくて、腹が減ったと言ったらばあちゃんは「気のせい」だから寝ろと言っ…

夏の終わりに。。。

「麦わら帽子も もう消えたぁ 田んぼのかえるも もう消えたぁ それでも待ぁってる 夏休み」 今日で夏休みも終わりです。 今年は休み過ぎました(反省)。社会に出てからずっと受験産業に身を置いていたため、こんなに休んだのは学生時代以来です。 いけません、…

名曲・名盤 ジャクリーヌ・デュ・プレ「ドボルザーク:チェロ協奏曲」

ジャクリーヌ・デュ・プレ讃歌 早く逝ってしまった天才に思いを馳せる時、何と自分の無為な人生かと嘆きたくなる。吉田松陰29歳、フィンセント・ファン・ゴッホ37歳、そしてジャクリーヌ・デュ・プレ42歳。小生のような凡人の生きている分を、彼らにあげられ…

ハンズメッセに行く

本日、ハンズメッセに行ってきました。 目的は「レターケース」を手に入れるためです。なにぶん教員なんぞをしていると、紙の消費量は尋常でないのであります。プリンターの性能が悪いのでB5とA4しか使えないのですが、これを机の上なんぞに置きっぱなしにする…

「農村医療の神様」若月先生逝く

8月22日、長野県佐久総合病院の名誉総長で農村医学を確立した大功労者、若月俊一先生が96歳の大往生で逝かれた。東京生まれで東京帝国大学医学部卒の秀才でありながら、長野県で農村医療の発展のために、病院で待っているお医者さん先生ではなく、農村に入…

本編5冊を一気に読み終わって安心してしまい、「外伝」だから読まなくてもいいか、などと考えてこの作品には触れずにいた。その後、ジブリ作品の出来に対して少なからず戸惑い、原作の世界の奥深さを認識するに及んで、「外伝」も読んでみようかと思い挑戦した。…

9月9日から出光美術館で開かれる「国宝 風神雷神図屏風」展に向けての調査の課程で尾形光琳が俵屋宗達の絵をトレースして先人の技法を学んでいたことが分かった。これは画期的な研究成果で、琳派の形成過程を忠実に物語る物証となり、文字通り芸術性の影響力…

昨日、映画を見るため久しぶりに渋谷へ行った。候補は2つあったのだが、結局、Bunnkamura ル・シネマの張楊監督作品『胡同のひまわり』を見ることにした。最近、映画を見る前から予備知識を持ちすぎてしまって、興ざめor早く終んないかなぁ的な状態に陥り、…

名曲・名盤 デューク・ジョーダン「フライト・トゥ・デンマーク」

名ピアノ弾きで名作曲家のデューク・ジョーダンが8/8、デンマークで死去された。享年84歳。何とチャーリー・パーカーの時代からのキャリアの持ち主。ばりばりニューヨーク生まれの黒人ピアノ弾きなのに、後半生は北欧で生活されてこのアルバムもタイトル通…

映画版「ゲド戦記」を見終わってからもう一週間も経つのですが、原作とのあまりの違いや創造性についてどう評価すべきか戸惑っています。正直言って、よく原作者がこの内容でOKしたなぁ、というのが率直な感想です。以下、思いつくままに「違和感」を記してみま…

昨日、空き時間を作って懸案のソクーロフ監督作品『太陽』を観に、銀座シネパトスという映画館に行った。平日の初回11:00なら空いているであろうという、小生の「愚かであま〜ぁ〜い読み」を裏切り長蛇の列。何でも新聞に紹介されていたらしく、シニアのお客さ…

7/31 南岳小屋にて 今回の山行は、①勤め先の山岳部と同行する、 ②南岳小屋に宿泊する、 のが目的であった。南岳は以前、キレット越えをした時に通っているのだが、あくまでも通過点でしかなかったため、あまり記憶にない。しかし、現在の責任者・坂本さんがH…

本日、ロングバケーション(?)から帰って参りました。。。 今回は、7月30日から3泊4日で槍ヶ岳に登ったご報告を記したいと思います。 7/30 快晴 沢渡駐車場に6:45ごろに着き、梓駐車場に留める。7:00発のバスで上高地へ、30分で着く。新釜トンネルによっ…

名曲・名盤 スーパー・ギタートリオ「フライデー・ナイト・イン・サンフランシスコ」

三人のスーパー・ギターリストがコラボったアルバム。パコ・デ・ルシア、アル・ディ・メオラ、ジョン・マクラフリンの三人で、後二者は小生の守備範囲JAZZ(というかフュージョン)なので馴染みが深かった。しかし、パコがディ・メオラのソロアルバム『Elegant…

名曲・名盤 四人囃子「一触即発」

その昔、ピンクフロイドの「エコーズ」を完璧にコピーする日本人バンドがあるという噂で持ちきりであった(勿論、プログレ好きの現オジさんの間ではだが)。バンド名は四人囃子。彼らのファーストアルバム『一触即発』はとても高い評価を受けていた。 しかし当時…

ファンタジーに嵌りやすいのだ、儂は。今のいままで気がつかんかった、アホじゃ。なぜ手を出してしまうんじゃろ。。。 だいたい「ゲド戦記」ってタイトル自体上手いとは思うが、違うような気がする。だが、たとえば「Earthsea物語」みたいなタイトルだったら、こ…

音楽を聴きながら、暇にまかせてネットで調べモノをしていた。聴いていたのはDEREK&THE DOMINOESの『THE MIAMI SESSIONS』というCDである。むろんオフィシャルではなく、ブートレッグでThe Swingin' Pigというレーベルから出されていたモノだ。 小生、西新…

祇園祭山鉾巡行

豪雨の中を山鉾が巡行したとのニュースを見る。 京都に住んでいた4年間、祇園さんも、大文字焼も、一度も見たことがなかった。家業の関係でやむを得なかったのだが、せめて一度だけでもあの雰囲気を味わいたかったなぁ。大雨の四条通。「ヤマ」にビニルを覆っ…

以前から調子の悪かったHDDを換装しました。 生体肝移植というより心臓移植手術という感じ。 Western Digital製の120GBで、3年ほどの寿命だったです。 まぁ長いと言えば長い、短いと言えば短いかな、と思う次第です。毎日、家を離れているとき以外は必ず起…

ディズニー配給のピクサー作品『カーズ』を見た。総帥ジョン・ラセター監督作とあってはピクサーファンは黙ってられない。走り続けてNo.1を目指す若き主人公「ライティング・マックイーン」がひょんなことから、世の中から置き去りにされた街に迷い込んでしま…