take-bow2006-10-01

親が子供に見せたくないアニメNo.1の名誉を頂いているクレヨンしんちゃんであるが、映画版となると些か趣が異なる。特に昨日、テレビで放映されていた「映画クレヨンしんちゃん モーレツ!オトナ帝国の逆襲」は、タイトルのいかにもな「しんちゃん感」と大きく異なり、最終盤でしんちゃんが頑張る姿に涙してしまうという作品なのだ。もちろん設定も強引なら、幾多の困難をクリアしていく過程もハチャメチャなのだが、それでいて家族の絆に重点をおいた強引極まりないストーリーテールに引き寄せられてしまう。けっこう、これが泣けるのである。ラストで拓郎の「今日までそして明日から」がかかるとおじさんはノックアウトされたのであった。