take-bow2015-03-26

遅ればせながら上野の東京国立博物館で開催されている特別展「みちのくの仏像」展を見てきた。東北六県の名品を一同に介しての展示で、仏像の共通点としては素朴で荒削りな感じの作品が多かった。福島県勝常寺薬師如来坐像は別格の面持ちで両脇侍も含めて、一部損壊している点を考慮してもナンバー1の仏像だった。それにしてもお年寄りを中心に混んでいて、何か勘違いしている雰囲気の熱気が東博全体に満ちあふれていた。信仰の対象としての仏像では無く、美術品として鑑賞しているのか疑問が残る。帰りに桜を見てきたが、まだ2〜3分という感じでまだまだなのに、人があふれていた。記念にとった一枚をアップしておきます。