take-bow2014-06-26

久しぶりのblogです。本日、朝イチから東京国立博物館で開催されている特別展「台北 國立故宮博物院」を観てきました。今回は北京ではなく台湾の台北です。小生の目当ては「翠玉白菜」では無いのに、とんでもない列に並ばされることとなりました。前回のキトラなんてかわいいものです。外に1時間、中で20分ほどですが、みなさんお目当ての「翠玉白菜」だけで本館は終わり、平成館に移って本体を観ることになる仕組みだったようです。馬鹿な小生はチラッと観られれば良いので、「何でこんなアホな展示方をしてるんだ」と怒りながら移動しましたが、後から冷静に考えるとベストな展示の仕方だったと思いました。小生が帰る時には3時間待ちになってました。
お目当ての(写真の)王羲之の真筆(?)青磁白磁などの逸品、青銅器の数々、『永楽大典』『四庫全書』など本当の国宝を堪能できました。それにしても人の多さは何とかならないものでしょうか、なぜ群れたがるのか、日本人は不思議です。また明らかに撮影禁止と分かってながら、スマホで撮影しているバカ女がいました。興味関心があるというのは日本人の知的レベルの高さを示しているのだとは思いますが、仕事で必要な我々のことも考えて欲しいものです。できることなら王羲之「快雪時晴帖」の神業を観てみたかったです。