take-bow2009-04-01

上野の国立科学博物館で『大恐竜展〜知られざる南半球の支配者〜』が開かれているので、見に行ってきました。スゴイ混雑を覚悟の上で行ったのですが、天候が悪かったためか、さほど混んではおらず、よく見ることが出来ました。昨年は見逃しているので、2年ぶりの恐竜博ということでしょうか。中でも吃驚したのが南極大陸で発見されたというクリオロフォサウルスで、大陸移動説に乗っ取ってみれば当然、南極に恐竜がいてもおかしくないのに、人の固定観念とは恐ろしいものです。アフリカ代表のニジェールサウルスという覚えやすいものや南米のマシャカリサウルス(まさかりではない)という草食性の恐竜や話題のマプサウルスなどが見られます。でも個人的に面白かったのは、皮膚の一部と思われる部分の残る化石や割れた卵の化石などの実物が見られたことです。欲を言えば、もっとたくさん見たかった。あっという間に特別展示室が終わったのには少々吃驚しました(前の「菌類のふしぎ展」の方が密度が濃かった)。