take-bow2008-01-01

明けましておめでとうございます

今年も恒例の元旦映画に行ってきました。いろいろ迷った末、息子の意見に従ってディズニー映画「ルイスと未来泥棒」(原題MEET THE ROBINSONS←こっちの方が格好良い)を見てきました。まぁ、1日は安いから映画を観るというだけなのですが、習慣化すると見に行かないという選択肢がなるくなるから不思議なモノです。ただディズニーのアニメなので期待していないどころか、小生は出来れば見たくなかったのです。「チキンリトル」のお寒い内容については以前、このblogでも記していますが、最近のディズニーアニメは創造性の面で、特にストーリーに問題があると思っておりました。ところが今回の「ルイスと未来泥棒」は見応え充分の内容。ストーリー展開はやや予定調和的ではあっても、観客を引きつける力はかなりのモノだったと思います。すべての伏線が繋がっていく展開の妙技は流石と言えます。この変化は何故だろうと思ったら、PIXARジョン・ラセターが製作総指揮をとっているのです。なるほどディズニーのアニメに血が通い始めて、脳が活性化したということでしょう。こうも変わるとは組織というモノは不思議なモノです。トップが変わって、経済性だけを優先する論理から作品そのものの内容性を向上させていく論理へと止揚した訳です。まっ、硬くっるしい話は置いといてぜひこの作品を楽しんでみて下さい。元気をもらえる映画です。