「366日 命の言葉」−追悼・大橋巨泉

take-bow2016-07-20

あって当たり前のモノやいて当たり前の人が亡くなっていくのは本当に辛い。こうなることを予期して、巨泉さんは「遺言」や「命の言葉」を残してきたのだ。選挙の結果を知らずに逝けてれば良いのだけれど、本当に歯痒い思いをしたことだろう。多くの人が巨泉さんの凄さを語ることだろうし、ワンマンだった話をするだろうが、いかに繊細だったかを語らなければ実像を理解していないと思う。7月12日に亡くなったとのことだが、巨泉さんの著作によれば、山下清画伯と同じ命日となる。写真の野坂さんとは違うダンディズムを持っていた知識人であった。ご冥福を心からお祈りいたします。                合掌