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６月は長い。全く休日もなく、一ヶ月も続くのは小生のような怠け者には辛い。梅雨なので学校行事も少なくフラストレーションはピークに達していた。そんな訳で気分転換にＳＦ超大作の呼び声の高いエイブラムス監督作品　『Super 8』を観てきた。
舞台は1979年のアメリカのとある田舎町。趣味の自主映画を撮る中学生たちが主人公。製作者のスピルバーグがモデルかと思ってみていたが、エイブラムス監督自身の青春をベースとした作品らしい。兎に角ふんだんに使われる当時のヒット曲が懐かしく、苦手なＳＦも難なく楽しむことができた。ＥＴなどへのオマージュもあってとても見やすいのだが、マニアの間ではいろいろ謎解きのテーマがあって楽しめるらしい。79年発売の初期ウｫークマンが出てくるのには笑えた。★★★★ブラボー