take-bow2009-07-26

先週、夏期講習が始まる前に『モンスターVSエイリアン』を劇場で観てきた。本当はハリー・ポッター最新作を見たかったのだが、いっぱいの人に席が取れず諦めた次善の策だった。しかし、さすがドリームワークス。期待以上の出来であった。小生のような稚拙な者では理解しきれないほどのパロディ・引用・オマージュの連続。スターウォーズあり、ETあり、未知との遭遇あり。映像だけでなく、音楽も連動してパロっていくあたりは思わず唸ってしまった。そして、何よりも醜いモノ・見た目奇異なモノ・マイノリティを殊更主人公に選び、その一般性・共通性、いやむしろ彼ら醜いモノこそ美しいと主張するドリームワークスに感服した。決してディズニー作品では味わえない哲学性を持っていると思う。
追伸:エンドロールで席を立ってはいけません。最後に必ずかますのがドリームワークスです。