take-bow2008-07-16

やっと怒濤の一学期(業務)も終わり、非常勤家業から解放されたので、前から気になっていた『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』を観に行ってきました。HPでは○○億円の興行収入で大ヒット!とある割には、近所のシネコンはそんなに混んでおらず、ベストポジションをキープできました。ポップコーンを片手に予告編が終わりかけ、いよいよかという時に画面が落ちて音声のみになってしまいました。まさか本編が始まっているとは思わず、オールドロックのサウンドに慣れてくると、どうも予告編とは思えない映像が続いておりました。何だよ、シネコンっていい加減な仕事するなぁとか、自動映写なのかなぁとか、思っていると再び画面が落ちました。2度も観られない処があったので、最初から上映し直すのかと思いきやそのまま上映続行にビックリしながらも映画の内容と面白さ、何よりも流石インディというか、スピルバーグらしい定型の楽しさに引き込まれて席を立つことなく最後まで観入ってしまいました。やはりあのテーマソングがかかると血湧き肉躍るというか、歳取ったハリソン・フォードであっても単純にワクワクします。十分楽しみつつ、初めの2シーンを観ていないというモヤモヤ感をも保ちつつ、部屋から出ると従業員の方が「雷のために停電した」旨を教えてくれました。近所の東電施設に落ちたらしく、よくすぐに復活したなぁと感心していると。「申し訳なかったので、次回の無料券です」と家族3人分の映画チケットをもらってしまいました。よく考えたらかなり得をしているような気がして、さっきのモヤモヤ感が嵐とともに消え去ったのでした。映画そのものは吉本新喜劇を観るかのような定型の美で、旧作と比べるとCGの処理などがうまくて、完全に現代的な新作になってました。ということで、全部観ているとはいえないけど ★★★★☆ブラボーとさせて頂きます。