巧詐は拙誠に如かず

take-bow2008-07-12

大分県の教員採用を巡る汚職事件が連日、報道されている。しかし、この問題は古くて新しいネタである。昔から噂として言われ続け、地方では議員が就職斡旋の窓口になっている、とされてきた。大分という九州の一県の問題では無いはずである。結構、あちこちでやっているとされる問題だ。ただし今回の場合のより悪質な点は、本来合格していた人間の点数まで改竄して、そのアホを合格させねばならなかった点に尽きると思う。よりバカほど合格できるシステムのナンセンスさ。安倍(アホ)前首相が無理矢理通した教育改革関連法の目指す通りに、「教員の質的向上」が図れた訳だ。そういえば、あちらもコネのようなモノ。これで「合格」した「先生」はどの面下げて、子どもたちの前に立っているのだろう。どんな「生徒指導」をしているのだろう。「そんなんでは社会で通用しないぞ」とか言っているに違いない。どうやら組合も加担していたらしく、自浄作用はゼロに近い。今時、60%以上の組織率とは身を守るための組織だからやむ無しか?兎に角、「田舎の県だから」では無いということ強く認識すべきだと思う。大分だけの問題では無いのだ。騙されてはいけない