take-bow2007-08-01

テレビドラマ時代にも楽しんでいた香取慎吾孫悟空版の「西遊記」が劇場版で登場だ。大規模な中国ロケを敢行したため、凄いシーンが冒頭から観られる。深津絵里三蔵法師にグッとくるのはいつものことであるが、個人的には大倉孝二のスケベな老子が大好きである。劇場版は雄大な中国の自然に負けている。テンポが悪く、話がブツブツ切れている感は否めない。また音楽の使い方が下手で、なぜタイトルバックにMONKEY MAJIKのAround The Worldを使わないのか、どうしても解せない。テレビ時の快調さがまったく欠けている。しかし、香取慎吾岸谷五朗の殺陣は抜群でやはりこれを観るだけでも行った甲斐があったというモノか。もっと面白くできるのに、と思える点が残念な作品ではある。



私事ですが、明日から帰省いたします。10日ほど留守にいたします。