take-bow2006-07-12

ピンク・フロイド創設メンバーシド・バレットが7月7日(金)逝去したとのニュースに接した。今でこそプログレの帝王とか不滅の金字塔『狂気』とかで有名なピンク・フロイドであるが、デビュー・アルバム『夜明けの口笛吹き』ではサイケデリックサウンド(死語)満済の独自ワールドを展開していた。その中心人物がシド・バレットである。最近はこれにインスパイアされたゲームまであることをごくごく最近知った。しかし、1968年に脱退した段階で私の中では既に死人だった。その後、メンバーが捧げた『』中の1曲「クレージーダイヤモンド」が事実上の墓碑銘であった。今回、その肉体が死に至った訳であるが、魂は遠く21世紀にまで残り、セックスピストルズシド・ヴィシャスとともにロック界の2人のシドとして永遠に人々の記憶に残ることだろう。