take-bow2006-05-04

上野の国立科学博物館で開かれている特別展「世界遺産 ナスカ展−地上絵の創造者たち
Nasca, Wonder of the World Messages Etched on the Desert Floor」を見る。スゴイ人混みだった。連休の中日に行くなんてアホだった。人を見に行っているようなものであったが、時間が取れない以上やむを得ない。展示内容そのものはとても素晴らしく、流石、科博といいたい。特に焼き物群は圧倒的な存在感を示していて、あの白をあの時代に出せるというのは地上絵以上に謎であった。文物で驚異的なのは、繊維製品の状態の良さ&鮮やかな色だ。日本ではあの状態の繊維製品は500年前でもあり得ない。また、ミイラの瞳や耳、製造過程の謎は本当に圧巻であった。これら全てはナスカの乾燥した大地の賜物なのだろう。Vertual Reality(バーチャルリアリティ)地上絵見学も良かったし、脳手術の跡らしい頭蓋骨も本当にビックリだ。見る価値充分ありだ。


しかし、やはりこの見学状況の悪さ、何とかなりませんか。もちろん平日の午前中をお薦めします。