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今日、ラジオのニュースで新潟県津南町の雪が、一日で１m以上も溶けたと報じていた。国道405号線も自衛隊の出動で何とか通行できるようになったようだ。この国道405号線というのは、長野県栄村、通称秋山郷までしかできていない(このエリアは新潟県側から入る)。本当は群馬県まで繋げる予定らしい。

なぜ、小生が知っているかというと、行ったことがあるからである。友人が津南高校で教師をしていた10年前に車で遊びに行った。その頃から２m以上の雪がよく降っていたそうだ。鈴木牧之の『北越雪譜』で有名な秋山郷に行ってみたのだが、国道のくせに対面１車線の部分が多く、片方が避けないと通れないという代物だ。ただ、景色は素晴らしく温泉も出るので、紅葉の季節はそれなりに観光客が来るらしい。

懐かしさと同時に、あの町がこんなに埋もれてしまうんだぁ、と世界一の豪雪地帯にただただ驚いている。