『ファンタスティックビーストと魔法使いの旅』を見る

take-bow2017-01-01

ハリー・ポッターの作者J.K.ローリング女史がシナリオまで手がけた作品が本作。舞台をアメリカに移し、アメリカの魔法世界での出来事を描いている。『幻の動物とその生息地』というハリーも使っていた教科書の著者ニュート・スキャマンダーが主人公の物語となっている。この本ではイラストが少なく、イメージ化しにくいモノを映像で見られ、とても新鮮。ハリーの映画シリーズの後半が辛かったのに対し、本作はローリング女史の脚本だからかとても生き生きとした映像になっていて楽しめた。ノー・マジ(非魔法族、マグル)も巻き込んでの物語の展開はやはり面白い。惜しむらくは闇の魔法使いの絡みの説明が判りにくいと感じた。
★★★★ブラボー