『ザ・ビートルズ 1+』を食す

take-bow2015-11-08

われわれファンは何度でも、この手の商品に手を出してしまう。曰く「こんなビートルズ、見たことない! ″究極のベスト、究極のビートルズ“」。そして購入して満足してしまうのもファン心理。
兎に角、動いているビートルズは映画しか見たことが無いので、これだけで「究極」なのだ。初期の作品群は修復が大変だっただろう、という感じ。歴史上初めてPVを作ったアーティストなので中期の作品はユニーク。中でも「愛こそはすべて」は全部通しで見たかったので、感動モノ。もともとカラーで取っていたのかと勘違いしたが、「アンソロジー」プロジェクトの時に彩色されたと知って納得。「ヘイ・ジュード」の写真は見たことがあるが、最後までは初めて。特に後半のファンなどが乱入するあたりから、羨ましいやら花咲か爺さんが邪魔だわ貴重なものを見てしまった。そして映画「レット・イット・ビー」の屋上ライブシーンから「ゲット・バック」は嬉しかった。この一曲だけでもファンは購入の価値あり。DISC2も「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」「ハロー・グッドバイ」「レボリューション」など写真でしか見たことのない映像が目白押し。最後のPV「フリー・アズ・ア・バード」「リアル・ラヴ」も欲しかったので嬉しい映像だ。われわれファン共通の望みは「ルーフトップコンサートのノーカット映像」である。