今、一番読みたい本

take-bow2010-03-10

今日3月10日は東京大空襲の65回目の祈念日である。多くの方が亡くなった一方、命からがら助かった人もいる。そんな一人に作家の半藤一利氏がいる。15歳の少年は墨田区向島に暮らしていたそうだ。今まで生き残ったことが自慢話のようになるのを畏れ、この記憶については記してこなかった著者が、満を持して著したのが『15歳の東京大空襲』(ちくまプリマー新書)である。まだ、上梓されて1ヶ月しか経ってない。今日の日を忘れぬためにぜひ読んでおきたい。