take-bow2008-08-16

ネットの山友達が紹介してくれていた「ビッグコミックオリジナル」連載の漫画・石塚真一作『岳〜みんなの山〜』を初めて読みました。たぶん7巻の第6歩(7話)だと思うんですが、山梨のラーメン屋で読んでこれはいいねぇということで、早速1巻を買ってきて読んだのです。山岳救助の民間ボランティア島崎三歩を中心に、山の決して良い面だけではない現実が描かれ、脳天をノックアウトされました。特に1巻の第6歩(7話)「遠くの声」は何度読んでも泣いてしまいます。涙の量が減ってきているのは自分の感性が鈍化したのだ、と測れるくらいメルクマールとなるほどキテます。初めて読んだ時は年甲斐もなく声を出して泣いてしまいました。そうなるとオジさんのブレーキは効きません。全7巻イッキに大人買いです。貧乏人の小生に4000円弱のお金はキツイのですが、そんな事は言ってられません。この作品を読まずに、この夏は越せません。これを読んでいると、へたれな小生でも三歩さんが「また山へおいでよ〜」と言ってくれるような気がするのです。ということで、みなさんぜひぜひご一読を。