祝・日暮里舎人ライナー開通

take-bow2008-03-31

陸の孤島、東京のチベット、現代の秘境とまで呼ばれた、わが街足立に新交通システムが開通した。なにぶん平成の現在、バスとちゃりんこが必需品となっている地域は東京ではここくらいなもんであろう。
初めて見る新交通システムに、かけっこで競争するヤツや駅の入り方が分からず自動改札を蹴破ったヤツ、高いところの珍しい地域なのでホームで酒盛りを行うじいさんばあさんまで出る始末だ(爆)。そういえば最近、ヘリコプターがよく飛んでいる。この辺りをヘリが飛ぶというのは、人殺しが逃げている時や遺体が埋められている場所が見つかった時くらいのものである。
名前だけの東京、足立区もこれで脚光を浴び、栄えるねぇなどと甘いことを言っている政治家さんがいらっしゃるが、ところがどっこいそうはいかない。行ったきりのライナーがまた引き返して来るという形では、発展しようがない。だから30年も放っておかれたのだ。終点まで行ったって、あるのはしょぼい公園だけなのだ。

それでも地元民の悲願は達成された。少しは東京に住んでいる感が出てくるのだろうか?