正しいお金の使い方

take-bow2007-12-09

京都大学山中教授の研究班が万能細胞と呼ばれるiPS細胞を作り出してニュースになった。さらに一昨日、先生自ら文部科学省などに国の支援を要請するという話題がテレビでも放映された。ウィスコンシン大を始め、アメリカの猛追を受けていることがその背景にあるが、そもそも文科省は「5年で70億円」の研究費を用意している。だが、ここで考えなければならないのは、1年14億円というのは世界最先端の研究に対する支援としていかがなモノか。アメリカはこんなもんではすまないだろう。このような研究に対するお金はもっと増やすべきなのでは無いだろうか。山中教授自身が訴えなければならない事情は、まさにこの点にある。だからこそオールジャパンで行きましょうという提案にも繋がるのだ。
ぜひ日本政府は、正しいお金の使い方をして欲しいモノである。(写真:山中教授の凛々しいお顔)