本当にプア?

take-bow2008-05-03

蟹工船』が流行っているという。ビックリして調べてみると、爆発的とはいかないまでも出版不況の昨今、これだけ伸びるのは出版社にとってありがたいことだろう。格差社会の現代にプロレタリア文学の古典、そして小林多喜二が復活したということだそうだ。着実に純益をあげている企業とは違い、末端で働く労働者の立場は昭和初期と変わらないと言うことか。それにしてもこの表紙はかなり「プロレタリア」しています。興味のある方は、こちらで読むことができます。