初の黒人アメリカ大統領なるか

take-bow2007-01-18

早くも来年のアメリカ大統領選挙の前哨戦が始まった。アメリカ民主党の大本命ヒラリー・クリントン氏に「先制攻撃」をしかけた形になったのが、バラク・オバマ上院議員である。なんと45歳。弁舌爽やか、秀才のイケメンで、中間選挙圧勝の立役者でもあり、初の黒人大統領への名乗りを上げたこととなる。それにしても民主党候補は多種多彩だ。捲土重来を期するジョン・エドワーズ上院議員も立候補を予定しているので、国民の関心は否が応でも高まろう。迎え撃つ形の共和党も「正義の人」ジョン・マケイン上院議員や9・11のヒーローであるジュリアーニニューヨーク市長が出馬の意向だそうだ。いずれにしろ、現在のお馬鹿ブッシュ色が全て消え、民主主義の健全さを示す大統領選になりそうだ。黒人初か、女性初か、イタリア系初か、選択肢の多さに、アメリカ政治の人材の層の厚さに感心する。振り返って日本を見ると、あまりのペラペラ感に涙が出る。上記の人物に匹敵する政治家が一人でも日本にいるか?



あ、安倍ちゃんは親の七光り系でブッシュと同類項でした。。。     とほほ。



2007.1.21追記
本日、ヒラリー・クリントン氏が大統領選に出馬を表明。意外に早いスタートとなった。でもこの物言いが嫌いだとする「ヒラリーヘイター」が多いんですよね。